経済産業省の資料上のファンドの分類について調べてみました。大きくは投資型ファンドと事業型ファンドの2つに分類されます。
事業型ファンドの中には現物ファンドと分類されている映画や競馬などの他にも映画以外の製作
委員会方式を採用している狭義の事業型ファンドやインフラに対する社会投資ファンドなどがあります。
しかし一般的にファンドというイメージが近いのは投資型ファンドではないでしょうか?投資型ファンドは金融商品等に投資するファンドが挙げられます。
この投資型ファンドの分類の中にも大きく分けると2つあり、上場株式などの市場性のある金融商品を対象にしたものと非上場希望の未公開株を対象にしたプライベート・エクイティ・ファンドなどがあります。
この中でもやはり投資信託やヘッジファンドなどが一般的には認知度が高いといえます。これとは逆にベンチャーファンドやバイアウトファンド、企業再生ファンドは日本ではその歴史が浅くヘッジファンドと同列的な扱いを受けることが多いものの、その実は異なる場合が多い。
ファンド設立に向けて、どの方向性を目指すのかを明確にする必要性があります。