2014年2月23日日曜日

免疫療法の新しい仕組みが今年中に承認予定になっています。

2014年2月17日に発表された朝日新聞のニュースによると早ければ年内にも日本国内で新しいガンの治療方法が導入される見込みとのこと。

これは人体に元々備わっている免疫の攻撃力を利用する免疫療法の一種であり、効果が限定的だった従来の免疫療法とはまったく異なる仕組みらしい。

この方法を申請している製薬会社は昨年末に既に厚生労働省に医薬品としての承認を申請しており、これが認められるとガン治療の有力な手法の1つになると大きく期待されている。

今回申請されている新薬は既存のガン治療法で効果がなくなった皮膚がんを患っている患者の方が対象となっており、必要性が極めて高い医薬品として優先的に厚生労働省での審査がされている模様。

新しい治療方法の大きな特徴な従来の免疫の能力を高めて、ガン細胞を殺そうとしていたものと異なり免疫のブレーキがかからずガン細胞を徹底的に攻撃するというものになっている。

ガン治療は既存の免疫療法を超える新たな局面へと徐々に進化を続けていく模様です。

2014年2月8日土曜日

インプラント技術の進歩について

1980年代に技術が確立されつつあったインプラントの技術は日本でも様々なインプラント関連の団体が設立され急激に会員数が拡大しつつある。とくに日本歯科インプラント学会と日本デンタルインプラント研究学会を統合し、口腔インプラント学の進歩や普及などを目的して日本口腔インプラント学会が設立され発足しました。

この学会は会員数1万人を超える規模となり歯科系の学会でも国内最大級クラスの会員数を持つ学会となってそうです。

インプラント技術は日々進化しています。とくに外科的な手術が必要となるインプラント手術では精神的、身体的な負担は少なくありませんでした。技術の進化によってこれらの負担は軽減されており、治療期間も短縮されるようになりました。そしてそれだけではなく経済的負担も大幅に軽減できるようになりました。

またインプラントに関する技術面では3次元データによる分析が行なわれるようになり、デンタルCTによってより正確で的確な治療を行なえるようになりました。CTによる3Dによる術前検査は重要です。